近づいてよ 射程距離まで

つらつら綴る 大好きなあなたへのお手紙です。

そこに渋谷すばるはいなかった

こんばんは、麦です。

 

関ジャニ∞のすばるくんにバイバイしよう」

そんな思いを胸に参戦したGR8ESTツアー。大阪金日の2日間に入って感じたことを全部残せたらいいな、と。そんな記事です。

 

その前に、以前こんな記事を書いてまして。

テレ東音楽祭を見ました - 近づいてよ 射程距離まで

ここでつらつら述べた「エイター降りるだろうなあ」という自分のあの日の気持ちへの答えというかアンサーブログであったりもする。(とは)  

この記事、後で見返してめちゃくちゃ酷いなあって自分で思ってずっと非公開にしてたんだけど、まあこんな時期もあったなあって今思えてるから折角だしってことでもう一度公開してみました。

 

レポ、ではないけどネタバレは多分に含まれます。

 

 

自担がいないコンサート

楽しみよりも怖さの方が圧倒的に大きかった今ツアー。わたしの中学一年生からのジャニオタ人生で、こんな気持ちで挑むコンサートは初めてだったし、この先もきっとこんな気持ちになることはないと思う。特殊である意味特別な公演だった。

 

関ジャニ∞6人体制初めてのコンサート”

ということを十二分に頭に入れて挑んだつもりだった。当たり前だけど7人じゃなくて6人。つまり、4月15日のあの日に、あと3ヶ月でいなくなると告げた大好きな渋谷すばるはいないということで。

 

本当は少し、少しだけ行くかどうか悩んでいた。受け入れられる自信がなかった。6人で立つ姿を見たくなかった。でも、実際見て今後の自分のあり方を決めようと思ったので応募した。うざいと思うけど、ある種「見定めよう」という気持ちを抱えていました。本当に何様なんだろうか。

 

あと、もうひとつ。冒頭で述べたように、「関ジャニ∞のすばるくんにバイバイする決心をしよう」と。そんな想いもあった。

あんなに綺麗な形で沢山の人に、番組に、見送ってもらったすばるくんをわたしは「いつまでも関ジャニ∞の1人だよ」と思いたくなかった。関ジャニ∞渋谷すばるは、7月14日に終了した、と。それでも、やっぱりわたしは関ジャニ∞のすばるくんが大好きなので諦めきれてなくて。だから、6人のエイトを見て関ジャニ∞のすばるくんを諦めようと思ってた。今までのすばるくんにバイバイして、これからのすばるくんに目を向けたいな、って。ね。そんな気持ちで臨んでた。改めて、コンサートに行くぞというオタクが抱く思いではないね。

 

そして、始まった。すばるくんがあの日から散々口にしてた「6人の関ジャニ∞に期待してください」「これからの6人の関ジャニ∞をよろしくお願いします」という言葉に応えられるかどうかを決める2公演が。

 

始まったオープニング。正直めちゃくちゃ狂気(?)を感じた。DNA演出、突然の産声、そして羽ばたくベイビー。GR8ESTのアルバムが発表されてからずっと怖かった、その集大成のオープニングだな、と。

そして、喋る6人。人数を確認した。1.2.3……6。最後の人が写った後も、すばるくんが出てくるんじゃないかと何となく思っていた自分は馬鹿だなあと思う。あんだけ言い聞かせた癖に、わたしはすばるくんがいないことを受け入れられてなかったのかと。「ああ、本当に6人なんだな。」とぼんやり実感した。

モニターに映る6人が紡いだ単語は非常に前向きなもので、なのにそれを聞くと泣けてきて。初日はこのオープニングの段階で泣いていた。  6人がぱっと並んだ時にとてつもない違和感を感じて。7じゃないんだ、って。ちゃんと分かってるつもりだったのに、馬鹿だから頭はいつまでも7人だとコンサートが始まるギリギリまで思ってたらしく突然突きつけられた「6」という数字にショックを受けてしまった。

 

1曲目が始まった。応答セヨ。6人体制一発目に、この曲を持ってきたことは大正解だったなと思います。そりゃあわたしは悲しかったけれども、今思うとこれ以外ないでしょ!ってくらい完璧な1曲目じゃないでしょうか。

応答セヨ、去年福岡オーラスに入って生で聴いて。興奮しすぎて終わった時にはほとんど曲を覚えてなかったんだけど、すばるくんの「飽きもせず」のパートだけずっと覚えてた。そこだけはずっと頭の中で繰り返されてた。自担だから、というのもあるけれどわたしの中ですばるくんの歌声が本当にハマっていた曲だった。

登場したエイトは6人で、見慣れたバンドの位置ではなくて。当たり前に真ん中に立ってるちっちゃいおっさんはいなくて。

そう、いなかった。

わたしの大好きなあのちっさいおっさんはそこにいなくて。

赤くて、炎みたいに熱い、あの人は、ワーッとと上がる歓声に包まれるステージの上にいなかった。

 

寂しかった。

 

ここから始まるぞ!っていうワクワク感は全然なくて、一番に出た感情はそれでした。

べそべそ泣いてるうちに、本来のすばるくんパートはやってきて。亮ちゃんがそこを歌ってた。錦戸亮ちゃん、気合いがすごくて。あんなにすばるくんのイメージしかなかったパートを自分のものにして歌い上げてて、感動した。すごい。って本当に心から思った。

でも、やっぱりわたしの耳はまだ受け入れてくれなくて。2日とも「すばるくんじゃないのか」ってどうしても思ってしまった。確か札幌公演で亮ちゃんが言ってたように、いつか違和感じゃなくなるのかな?

 

ココロ空モヨウ前の亮ちゃんの挨拶が大好きでした。24日、亮ちゃんの挨拶は「6人に戸惑う人もいると思うけど、受け止めてください」で。(意訳) まさにわたしはその「戸惑う人」でして、受け止めきれるかなとこの時は思いながら聞いてたような気がするし、戸惑う人がいることを分かってくれてることがありがたかった。

26日に「6人を消化しながらやってる」って亮ちゃんが言ってて。そうか、わたしだって6人に慣れてないけど、エイトだってそうだよなあ。って気付いた。わたし達も6人なんだなって思って、その事実を消化しようと頑張ってるけど、エイトも一緒なのか。と何だか嬉しくもなった。

この26日の亮ちゃんの挨拶が本当にじんわりと心に染みる挨拶で。亮ちゃんってずっと「すばるくんを好きな人達」のことを大切にしてくれてるなってここ数ヶ月感じてたんだけど。わたしは亮ちゃんが「好きな人を見失わないでください」ってレンジャーで言ってくれたのが嬉しくて。その言葉に支えられた。26日も、「すばるくんを応援してくれたら嬉しい」って言ってくれて、「牛は赤いとこに進むよね」って言ってて。わたしはずっと、す担という自分の立ち位置はあの空間では異端なのではないかって感じてたから、亮ちゃんのその言葉を聞いて、ここに居ていいんだ、って思った。

そんな話をしたあとに「ようこそ〜♪゛」って歌うのずっっるくない?!関ジャニ∞さん、ずるいっすよ………  

 

NOROSHIって、全す担が大好きな1曲じゃないですか?(?)

わたしも例に漏れずNOROSHIが本当に大好き。圧倒的にすばるくんの声が印象強い1曲。真ん中の赤い、熱いおっちゃんが高らかに叫びあげるあの熱量の凄まじいNOROSHIが大好きだ。去年初めて生で聞いたとき、思わず後ずさりしそうになるほどの気迫をすばるくんから感じた。

そんなすばるくんのパートを背負うことになつた亮ちゃんのプレッシャーって計り知れないけど。「手のひらが背に触れた」瞬間、すばるくんとは違う熱量を感じた。気迫、なのかな。新しい6人としてのエイトの、メインボーカルとしての亮ちゃんの、確かな覚悟を感じました。

同時に、もうすばるくんの「手のひらが背に触れた」は聴けないんだなあと感じてボロボロ泣いてしまったのですが。どうしようもないくら位、わたしは渋谷すばるさんが大好きで忘れられていないんだなって改めて。こんなに大好きな曲なのに、最初のあのベース音を聴いた時に「すばるくんがいないのならやらないでほしい」って一瞬思ってしまったことが、今になって思うと悔しいなあって。でもそれくらい渋谷すばるさんが残したものが大きいってことなのかな。と自分の中で思うようにした。

 

ヘブンリからのBJの流れは、どう足掻いても泣く流れだった。ヘブンリはクロニクル以来だったね。すばるくんがあの日、歌いたいと選んだ曲。あの1週間に披露された曲はどれも未だに聴けていないから久しぶりに感じた。大倉さんパートではもるすばるくんの声が好きだったなあ、と。すばるくんのパートをヨコヒナが担うの、出来ているなあ。そんなことを思いながら静かに6人の歌声を聴いた。

 

BJの村上信五さんが好きだった。“永遠の意味さえ曖昧な僕ら”と歌うのは、わたしが一番大好きな松原.の相方で。信ちゃんの表情でまた泣いて。本当に今思い返しても、何度も何度も泣いてるな、GR8EST。苦しいくらい泣いた。

 

ズッコケの横山さん、格好よかった。あの横山さんを表現する語彙を持ち合わせてないことを心から悔しく思う。「すばるの歌はすごい」って常に言ってた横山さんが、そのすばるくんのパートを担うという決意?気迫?が伝わってきて。ドームに響くすばるくんのブルースハープが聴こえないことは確かに寂しかったけれど、気にならないくらいに横山裕が凄まじかった。英会話のイメージが強いオタクじゃない人に見せて自慢したいくらいに。

 

LIFEのモニターがヤンマーで分割された時が1番、すばるくんがいない。ということを実感したかもしれない。7人最後の1曲は、すばるくんから始まり、メインボーカル2人が中心になって歌った曲は、ヤンマーが歌うんだな、と。

 

あ~~~~、辛いと感じなかった今ツアーで唯一辛かったオモイダマ。オモイダマにすばるくんにeighter!!って叫んでもらったことなくて。夢だった。eighter!!!って叫ばれて、そして泣くのが。あの感情をぶつけるあまりよく音を外しがちなすばるくんのパートは、章ちゃんが歌って。章ちゃんって歌が上手い。知ってたけど本当に上手い。章ちゃんのものになってたから、案外すっとそれは馴染んだんだけど、その後「歌って~~」って、すばるくんがいつもeighterと叫ぶ部分で言っていて。その時「ここでeighterと叫ぶすばるくんはいないのだ」ってぼんやり気付かされて。わたしの夢は永遠に叶わないんだね。

 

MCが2日とも馬鹿みたいに面白かった。このツアーで、お腹痛くなるほど笑えると思ってなくて。関ジャニ∞って、どうなっても関ジャニ∞なんだなあ。立ち位置に違和感を覚えたり、章ちゃんが早めにいなくなって心配になったりしたけど、それでも本当にずっと笑ってた。

 

あと、倉tik(?)の破壊力!大倉さんって圧倒的な企画力!みんなみんな可愛くて、可愛い可愛いくて、自担がいなくてもキャー!って言えたことが嬉しかった。

 

すばるくんがこれやったら可愛いかったんだろうな〜顎乗せ絶対キュルキュルした目でやったんだろうな〜もしすばるくんいたら三馬鹿で大倉さん組みそうだな〜とかどうしても思ってしまったけれど

 

バンドが終わって、(正直前半が1番しんどかった)ダンスコーナー。わたしが聞きたかった歌がいっぱい出てきて何だろう、悔しかった?悲しかった?そんな気分になった。

 

ER2なんかもうイントロで死ぬほど苦しくなつた。大好きな歌だった。今だってしんどい時に聞いてる。ERもER2も、やっぱりわたしはすばるくんの声で聞いてみたかった。それは確かにわたしの抱いている小さいけど大切な夢だった。

 

あ、ユニットめちゃくちゃ最高だった~~~!組み合わせ!最高!!!torn推しの妹と入ったから生torn見れて泣いてる妹見て良かったねえって思った。夢が叶うっていいことだな、って。わたしの夢は叶わなかったけど。

 

世間にどう思われようがわたしは村上信五は最強に格好いいと思っていて。(皆そうか)すばるくんがいないなら、わたしは信ちゃんを今ツアーは追おうって決めてたんだけど、きんぐの信ちゃん鬼の格好良さだった!何あれ覇王??torn携えて踊る信五が激シャブだったしきんぐに会えてよかったな〜!後はバブーンにも会いたいな~~(強欲か?)

 

キングオブ男とへそ曲がりって正直二度とやらない曲だと思ってた。多分そう思ってた人多いんじゃないかな……って勝手に考えてるんだけど。すばるくんとのあのパートを1人で歌う錦戸亮ちゃん。わたしはやっぱりまだ泣いてしまったからしっかり見れなかったけど、きっと。きっととっても格好良かったと思う。そういう歓声が聞こえてきたもん。

 

ロマネ前の挨拶、愛が沢山溢れてて。それはeighter全員への愛だけど、eighterでい続けられるか分からないままあの場にいたわたしのような人への愛でもあった。「これからも大丈夫」って強く言ってくれる人がいて。こんなに沢山頑張ってくれてて、こっちの方が助けられてるのに「パワーをいただいてます」って言う人がいて。「上を向いてなんて言わない。下を向いてる人がちょっとでも前向ければいいな」って寄り添ってくれる人がいて。他にも沢山沢山。ずーーーっと優しかった。あったかかった。大好きだった。

 

そんな流れから始まるロマネなんて泣かないはずがないじゃん。あの大好きな。わたしの大好きな歌い出しは皆が歌って。じんわり染みてきて、どうしようもなかった。好きだって思った。まだまだ7人のロマネを超えることは出来なかったけど、新しい大好きなロマネになった。まさかすばるくんがいないロマネを好きになれるとは思ってなくて。こんな言い方もどうかと思うけど、ね。

 

そのままアンコールまで駆け抜けていって、本当に文字通りあっという間に終わってしまった。もちろん色んな感情があったけど、1番にでてきた思いは「楽しかった!!!」でした。それが自分のことながら嬉しかったな~~~。ちゃんと楽しめた!あんなに重い暗い気持ちを抱えながら望んだコンサート、楽しい!って思えて本当に良かったし、それはエイトの力だったなって、今改めてこれ書きながら思ってる。

 

コンサートを終えた今

関ジャニ∞のすばるくんにばいばいする」

という、自分が自分に立てた目標(?)は、達成したと思います。だって6人が6人として進み始めてて、わたしは見ててここにもうすばるくんの居場所はないなって思ったもん。もう戻ってこれないし、6人が上から目線だけど、ちゃんと6人の形になってたもん。だから、悲しい気持ちはまだあるけれどちゃんと区切りをつけれたつもり。

 

関ジャニ∞だったすばるくんにいつまでも未練を持ちながら、これからは渋谷すばるをもう一度応援する準備をしようかな。

 

後、エイターを降りるか、という話だけど。降りないかな。きっと。だって、大好きだって思っちゃったもん。

 

でもエイターを続けるっていうよりも、6忍のエイトをまた1から好きになってもう一度エイターになるって方が正しいかも。苦しさも悲しさもいつかきっとまたもっと多くの楽しいに塗り替えてくれるって信じてるから。またもう一度エイターにならせてほしいな。

 

 

そんな感じのわたしのGR8ESTでした!ずっと書きかけのまま下書きに入れてたのをどうにか完結させたくて最後駆け足になってしまったけど、とりあえずここで終わり!何が言いたかったかって言うと、GR8EST最高だったな~~ってことです!大きな未練もこれからの小さな希望も全部纏めて少しずつ前に進めそうです。

 

それでは、また。